プレナリーにおいては、特段の議論なくWGAの検討結果が了承された (4) WIGクラフト(海面効果翼船)の操船形態(議題18関連) WGAにおいて、ロシアより、関連の寄与文書はないものの、現行の海上衝突予防規則の中でWIGクラフトの交通ルールを整理してもらい旨の要請があり、離水時は水上飛行機とみなすべきで、また離水時及び滑空中は全ての他の船舶を避けるべきである(WGA議長)、他の高速船(HSC)若しくは非排水船(ホバークラフト、水中翼船)と併せて右規則との関連性を検討するべきである(米)等の意見が出されたが、結局、情報不足ということで、今後、ロシアより追加情報を求めてさらに検討することとなった。 (5) 曳航式地震観測器の標識(英提案NAV/42/22/1) 本件は、曳航式地震観測器の標識を新たに定義しようとするもので、WGAにおいて、英提案の白色全周灯では顕著では航行の安全が図れない旨等の意見が出され、高光度全周灯(複数)を常時(昼夜)表示することとなり、SNサーキュラーとして回章されることをMSCに求めることなった。 (6) その他次期議長等について、仏のレクレイア議長及びロシアのペレシピキン副議長が再選された。 次回NAVの日程(案)については、1997年7月14日〜18日となった。
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